どーも、こんにちは。
「ガシェまる」のまんまるです。
加湿器を使うと、部屋の湿度を上げることができます。
そして、部屋の湿度を上げることで、風邪やインフルエンザにかかりにくくなると言われてますね。
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、十分な湿度(50-60%)を保つことも効果的です。
また、掃除機や空気清浄機と併用する必要はありますが、加湿器は部屋の花粉対策にも使えます。
2018年3月14日放送のTV番組「ソレダメ!」に出演した、遠藤誠院長の説明によると、加湿をすることで、花粉が床に落下するようです。
そして、落下した花粉を掃除機で吸い取れば、除去できるわけです。
そういう情報を聞くと、加湿器が欲しくなってきますが・・・値段の安さだけで選ぶと後悔します(^_^;
これから、加湿器の選び方について詳しく解説しますよ。
加湿器の種類
加湿器の種類は、以下の4種類です。
- スチーム式
- 気化式
- 超音波式
- ハイブリッド式
1つずつ詳しく説明します。
スチーム式加湿器
スチーム式加湿器は、タンク内のお湯を沸かし、その蒸気を放出して加湿します。
加湿器の中では、一番わかりやすい原理です。
タンク内の水を沸騰させるので、煮沸消毒ができます。
なので、放出される蒸気に雑菌が入りにくくなります。
お手入れの頻度が少ないので、やることが多い一人暮らしにオススメですよ(^_^)
デメリットは吹き出し口が熱くなること。
うっかり触ってやけどしないよう、ご注意ください。
気化式加湿器
気化式加湿器は、水を含ませたフィルターに、風を送ることで加湿します。
部屋干しの洗濯物を扇風機で乾かすのと、似たような原理です。
吹き出し口が熱くならないのがメリット。
フィルターに水を含ませるので、フィルターに雑菌が繁殖しやすくなります。
こまめな水とフィルターの交換が必要です。
定期的なフィルター交換が必要なので、ランニングコストはかかりやすくなるかなと。
超音波式加湿器
超音波式加湿器は、水に細かい振動を与えて霧状にし、空気中に放出して加湿します。
コンパクトで本体価格が安いものが多く、部屋に置きやすいのがメリットです。
アロマ対応の機種もあるので、香りも楽しめます。
ただ・・・正直、私はオススメしません(^_^;
念入りなお手入れを、毎日しないといけないからです。
というのも、超音波式加湿器は水を煮沸消毒しないので、タンク内の雑菌がそのまま放出される危険があります。
マメにお手入れしないと、衛生的によろしくないんですね。
一人暮らしだと家事も全部、自分でやらないといけません。
加湿のためだけに余計な仕事を増やすのは、しんどいかなと。
ハイブリッド式加湿器
「気化式 + ヒーター」「超音波式 + ヒーター」のような、2つの加湿方式を合わせたのが、ハイブリッド式です。
抗菌作用が施されてるので、お手入れ頻度が少なく、安心して使用できます。
ただし、値段は高めです(^_^;
加湿器の適用畳数について
加湿器の適用畳数は、以下のように表記されます。
- 19畳まで
- 6畳-15畳
- 適用畳数19畳
- 500ml
- 500ml/h
「~畳まで」といった表記ならわかりやすいですが・・・「500ml/h」は聞いたことないですよね?
「500ml/h」といった表記を「定格加湿能力」と呼びます。
定格加湿能力とは「室温20℃、湿度30%の時に放出できる、1時間あたりの水分量」です。
定格加湿能力が大きければ大きいほど、加湿能力が高く、広い部屋をすばやく加湿できますよ。
また、プレハブ洋室と木造住宅で、適用畳数が変わるんです。
表にして、まとめておきます。
定格加湿能力 | プレハブ洋室の適用畳数 | 木造住宅の適用畳数 |
---|---|---|
300 | 8畳 | 5畳 |
500 | 14畳 | 8.5畳 |
700 | 19畳 | 12畳 |
1000 | 28畳 | 17畳 |
1500 | 42畳 | 25畳 |
洋室マンションのような気密性が高い部屋を、プレハブ洋室と呼びます。
障子や畳がある、木でできた部屋を、木造住宅と呼びます。
木造住宅にある障子や畳が水分を吸収するので、木造和室の適用畳数は低くなるんです。
一人暮らしなら、「タンク容量」と「お手入れのしやすさ」をチェックすべし
水タンクの容量が多いと、給水の回数を抑えられます。
ただし、水の交換は毎日やらないといけないので、注意が必要です。
また、加湿器は雑菌に気を遣わないといけないので、定期的なお手入れが必要です。
仕事や家事などのやることが多いなら、比較的お手入れ頻度が少ない、スチーム式かハイブリッド式をオススメします。
抗菌機能がある、高めの加湿器を選ぶのもいいかなと。
この記事のまとめ
長くなったので、今回の記事の内容をまとめておきますね。
- 加湿器は、風邪やインフルエンザ、花粉症の対策に使える
- 定格加湿能力が大きいと、部屋を早く加湿できる
- 一人暮らしなら、スチーム式かハイブリッド式の加湿器がオススメ
というか、無理して加湿器を買う必要はないかな~っと、私は思います(^_^;
風邪や花粉の対策で、どうしても必要だと感じるなら、購入を検討するといいかなと。