どーも、こんにちは。
「ガシェまる」のまんまるです。
テレビCMとかで「OK, Google」「アレクサ! ○○して」といった言葉をよく聞きます。
私は最初、「え? アレクサって誰?」と思ってましたが・・・「スマートスピーカー」を起動するための言葉だったんですね(^_^;
さて、今回は「スマートスピーカー」の基礎知識と選び方について、詳しく解説します。
少しでも参考になれば幸いです。
スマートスピーカーとは
スマートスピーカーとは、「AI(人工知能)アシスタント」機能が搭載されたスピーカーのことです。
「OK, Google」などの言葉で起動して、「今の天気は?」と話しかけると、スピーカーが今の天気を教えてくれます。
「声で操作するパソコンやスマホ」と言えば、イメージしやすいですかね。
「え? 天気を教えてくれるだけなの?」
・・・いやいや。そんなもんを高値で販売するわけありません(^_^;
スマートスピーカーの機能は、ざっくり言うとこんな感じです。
- 家電を声で起動できる
- 音楽プレーヤーを声で操作できる
- リマインダーやメモを声で操作できる
- 音声でLINEを送れる
- 音声でグーグル検索ができる
- 音声でアマゾンの買い物ができる
などなど。他にも様々な機能があります。
ただ、上記機能の中には、一部の機種でしかできないこともあります。
例えば、アマゾンの買い物は、アマゾンのスマートスピーカー「アレクサ」でしかできません。
他の機種ではできないこともあるので、買う前によくご確認ください。
また、他のスマホアプリとの連携や、別サービスとの契約、別売りの機器が必要になることもあります。
スマホアプリの連携が必要なら、スマートフォンを買わないといけません。
IoTに対応していない家電製品は、別売りの「スマートプラグ」や「スマートリモコン」を買わないと、スマートスピーカーで操作できないんです。
音楽をかけるなら、対応する音楽配信サービスとの契約が必要になってきますよ。
そして、超基本の話なんですが・・・スマートスピーカーに接続するには、Wi-Fi環境が必要です。
しかも、24時間常時接続しないといけないので、持ち運ぶタイプの「ポケットWi-Fi」は、スマートスピーカーには不向きです(^_^;
ポケットWi-Fiでスマートスピーカーを使うなら、部屋用のWi-Fiを新たに契約するか、ポケットWi-Fiを外に持ち運ばないようにしないといけませんよ。
スマートスピーカーの種類
スマートスピーカーに搭載されているAIの種類は、以下の4種類です。
- Googleアシスタント(Google)
- Alexa(Amazon)
- Clova(LINE)
- Siri(Apple)
それぞれ機能が大きく異なります。詳しく説明しましょう。
Googleアシスタント(Google)
グーグルのAIアシスタントには、主に以下の機能があります。
- グーグル検索
- グーグルカレンダー
- グーグルマップ
- Google Play Music
グーグルのサービスと連携して、音声で操作できます。
音声認識力が高く、検索機能に強いのが特徴です。
Alexa(Amazon)
アマゾンのAIアシスタントには、主に以下の機能があります。
- Amazonでの買い物
- Amazon Prime Video
- Amazon Prime Music
- Kindle
- レシピ検索
上記の他にも、できることがたくさんあります。
「YAHOO!」や「ウェザーニュース」などの提携先がたくさんあるのが特徴です。
Clova(LINE)
LINEが提供するAIアシスタントには、主に以下の機能があります。
- LINEの送受信、読み上げ
- LINE通話
- LINE MUSIC
- 童話朗読
- 占い
LINEの機能やサービスと連携して、音声で操作できます。
童話朗読などのお子さま向けコンテンツがあるのが特徴です。
Siri(Apple)
Appleが提供するAIアシスタントには、主に以下の機能があります。
- Apple Music
- Apple製品との連携
- iPhoneを遠隔操作してアラームを流す
iPhoneをなくしたときに、iPhoneからアラームを流すという地味に便利な機能があります。
ただし、iPhoneなどのApple製品や、Appleのサービスにしか対応しないというデメリットがあるんです。
対応するサービスは、それほど多くないかなと。
スマートスピーカーの選び方
まず「やりたいこと」を決めて、それに対応したスマートスピーカーを選ぶのが基本です。
音楽を聴きたいなら、音質に注目したいです。
お風呂で使うなら、防水機能も欲しいところ。
また、ディスプレイが付いてるスマートスピーカーもあります。
動画やレシピを画面で見たいなら、ディスプレイ付きスマートスピーカーも要検討。
AI選びも大事です。
現状、できることが多いのは、「Alexa」と「Googleアシスタント」。
ほぼほぼ、上記の2強状態が続いてます(^_^;
ただ、LINEをよく使うなら「Clova」。
Apple製品をよく使うなら「Siri」も便利かなと。
スマートスピーカーの注意点まとめ
最後に、スマートスピーカーを買う前の注意点をまとめておきます。
- 機種(AI)によって、できないことがある
- スマホアプリと連携することがある
- 他サービスとの契約が必要なことがある
- 別売りの機器が必要なことがある
- Wi-Fi環境が必要である
特に、スマホとWi-Fi環境は必須といっても過言ではありません。
スマートスピーカーを買う前に、用意しておきましょう。